2.肌の塗り方

■下地を塗る
まず肌の下地を塗ります。
後でごちゃごちゃしないようにレイヤーフォルダを使うと便利ですね。


■レイヤーをクリッピングする
影を塗る前に補足として、レイヤーのクリッピングの仕方を。
知ってるヒトは飛ばしてくださいね。

下地の上に普通にレイヤーを置いて塗ろうとすると、
当たり前ですが、はみだしてしまいます。

そこで上に置いたレイヤーを下のレイヤーにクリッピングしてしまいましょう。
すると下地に塗ってあるレイヤーにだけ塗ることができます。
これではみ出しなんて気にしなくていいですね。


■肌の影1
では、影を塗っていきます。
主に使うのは水彩筆とマーカーです。
私は下地の上にレイヤーを3枚準備します。

--影3(乗算)
--影2
--影1
下地

こんな感じですね。
まず、影3に全体の影をぼかすように塗っていきます。
色は赤紫色を、水彩筆で塗っていきます。
かなり大雑把に塗っていきます。
顔であれば、髪の毛がかかっている部分や顎の下です。


■肌の影2
次に肌の影を塗るときは、二種類の色を使います。
下地よりちょっと濃い色1とかなり濃い色2を使います。
まず影2レイヤーに色2を使って塗っていきます。
このとき使うのはマーカー。
筆圧による濃淡が一番はっきり出るのは今のところマーカーかなぁと思います。

影2レイヤーでは濃い色を使うとき、もしくは境界線をはっきりさせるときに使います。
鼻や口元では、水彩筆を使って色1で簡単にぼかしていきます。

したがって影2レイヤーでは、色2で塗り、必要があれば色1でぼかしていきます。
じゃあ影1レイヤーは何に使うのかと言うと、色1を水彩筆でうっすら塗るときに扱います。
目元や顔の端など水彩筆で濃淡をつけていきます。

まぁぶっちゃけ影1レイヤーはヒトによってはいらないです。
私が使いやすいと思ってるだけですし、たまにずっと影2レイヤーのままいきます^^

だいたいの影を塗り終えるとハイライトを入れます。
鼻の頭や腕・足などちょこちょこっと入れます。


■頬を塗る
だいたいの影などが終わったら、顔に赤みを乗せます。
水彩筆でぼかしながら塗り、消しゴムで形を整えます。

ほんのり赤みを乗せた後は、細い鉛筆で赤線を書き込みます。
このあたりは好みですね。
そして赤みの部分を消しゴムでポチッと消します。テカります。

以上で肌塗り終わりです。